ジョゼ・モウリーニョ、VARに理解と不満【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の使い方に問題があることを指摘した。英紙『ガーディアン』などが伝えている。
ユナイテッドは現地時間17日、FAカップ5回戦のハダースフィールド戦に2-0で勝利した。しかし、MFフアン・マタのゴールがVARを使って取り消されている。オフサイドがあったかは微妙なところで、得点は認められるべきだったという見方が多い。
イングランドのプレミアリーグではVARが導入されていないが、FAカップでは今年から導入されている。
モウリーニョ監督は「真実だったら素晴らしい」としながらも「問題もある。今日はその一つが出た形だ。規定とは違う」とコメント。「規定としては、はっきりしたものであれば使われる。ただ、今回の状況はそうではなかった」と指摘した。
ただし、ユナイテッド指揮官はVARに反対というわけではない。「試験的なことだというのは分かっているし、受け入れなければならない。ただ、2-0で勝ったあとに話しているんだ」と語っている。
ゴールが幻となったマタも試合後、「あれはオフサイドじゃなかった」と振り返った。導入されたばかりのVARは、まだまだ課題があるようだ。
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