ポルティモネンセの中島翔哉【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルティモネンセに所属するFW中島翔哉は、現地時間16日に行われたフェイレンセ戦で1ゴール1アシストを記録する活躍を見せた。ポルトガル『zerozero』は試合後の同選手のコメントを伝えている。
アウェイゲームに先発で出場した中島は1-1で迎えた69分、スルーパスで勝ち越しゴールをアシスト。さらに88分には右サイドからのクロスをファーサイドで胸トラップすると、絶妙なループシュートでGKの頭上を抜いてダメ押しのゴールを奪った。これで今季は9得点5アシストを記録したことになる。
「すごく良いゴールでしたし、3-1にできたのですごく嬉しいです」と中島は自身のゴールを振り返り、「今までとやってきたことは変わらないですが、チームメートがすごく助けてくれるので、プレーしやすく、楽しくできています」とプレーの充実ぶりについてコメントした。
ポルティモネンセでの活躍により評価を高め、冬の移籍市場では多くのクラブからの関心が噂された。ドイツやフランスのクラブのほか、国内の強豪クラブであるポルト、ベンフィカ、スポルティングなどが獲得を検討していたとされている。
結局1月の移籍は実現しなかったが、今後そういうクラブへ移籍する見通しについては、「行けたらいいですね」と中島。ステップアップへの意欲を見せている。
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