フォルトゥナ・デュッセルドルフの宇佐美貴史と原口元気【写真:Getty Images】
ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するFW原口元気は、現地時間17日に行われるドイツ2部第23節のグロイター・フュルト戦も欠場することになりそうだ。独紙『ビルト』が伝えている。
冬に加入したデュッセルドルフですぐにゴールやアシストなど結果を出し始めた原口だが、2日に行われたザントハウゼン戦で相手選手と競り合った際に頭を強打。脳しんとうと診断され、当面の離脱を強いられることになった。
先週末のウニオン・ベルリン戦を欠場したが、今週末も復帰は難しいようだ。「まだ時々めまいがします」と原口によるコメントが伝えられている。
グロイター・フュルト戦では、ベルギー人FWベニト・ラマンも警告累積のため欠場する。これにより、FW宇佐美貴史が代役として先発に起用される可能性もあるのではないかと予想されている。
今季リーグ戦16試合に出場している宇佐美だが大半は交代出場で、先発は4回しかない。「先発できるという、すごく良い感触があります。今季初めての90分フル出場を果たしたいですね」と宇佐美はコメントしている。
原口も宇佐美がこのチャンスを活かすことを期待している様子で、「宇佐美は僕のためにゴールを決めてくれないと!」とエールを送っている。シーズン序盤の2得点以来久々のゴールを決め、原口に捧げることができるだろうか。
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