アーセナルとの契約を尊重してきたアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセンヴェンゲル監督が、契約が切れる2019年の6月までクラブに残る意向を示した。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
1996年から20年以上もアーセナルの指揮を執り続けているヴェンゲル監督だが、現在は退団の噂もでている。その要因としては、現在プレミアリーグ6位と成績が芳しくないこと、それによって2年連続でチャンピオンズリーグの出場権を逃してしまうことなどが挙げられる。
しかし、ヴェンゲル監督自身は長年在籍したクラブに居続けることを望んでいる。過去には、ビッグクラブからのオファーを断っていたこともあったようだ。
「私は常に自分の契約を尊重してきた。思い出されるのは、契約を尊重するために世界最高峰のクラブのいくつかに対して『ノー』と言ってきたことだ。そしてこれは私が現在しようとしていることだよ」
また、今季の残りの戦いについては「我々は毎試合改善し、シーズンの最後まで競争に飢えていることを示さなければならない」と意気込んだ。
残り11節となったプレミアリーグで、アーセナルは勝ち点を積み上げ順位をさらに上げていくことはできるのだろうか。シーズン終了時の結果が、長期政権を築いてきたヴェンゲル監督の進退問題に大きな影響を及ぼすことになるかもしれない。
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