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日本代表、W杯後にエクアドル代表と親善試合開催へ。U-20代表も来日計画中

text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表
日本代表がエクアドル代表との親善試合を開催へ【写真:Getty Images】

 日本代表がロシアワールドカップ後にエクアドル代表と親善試合を開催する見込みであることがわかった。エクアドルサッカー連盟が、今月6日に公式サイト上で明らかにしていた。

 在エクアドル日本大使の野田仁氏が、エクアドル連盟を訪問した様子が紹介され、そこで両国のサッカー代表チームがFIFAの定めた国際Aマッチウィークに親善試合を行うことになったとも記されている。今年は日本とエクアドルの外交関係樹立100周年の節目でもある。

 候補になっていたのは今年3月、9月、10月、11月の国際Aマッチデーだが、すでに3月は欧州遠征でマリ代表とウクライナ代表との親善試合が組まれている。そのため9月以降の開催となりそうだ。

 日本サッカー協会は、すでに9月、10月、11月はキリンチャレンジカップ2018として国内で試合をすることを発表している。そのためエクアドル戦はホームで行われると見られる。

 また、2019年1月に開催される南米ユース選手権に出場するU-20エクアドル代表を日本に迎え、いくつかの親善試合を行う計画もあるという。この大会は2019年のU-20ワールドカップ出場権だけでなく、2020年の東京五輪出場権もかかっている。

 U-20ワールドカップで南米に与えられた枠は4つ、さらに東京五輪で与えられた枠は2つしかない。南米にはブラジルやアルゼンチン、ウルグアイなど強豪国がひしめいており、エクアドルにとって両大会への出場が狭き門であることに疑いはない。日本のチームとの対戦で経験を積み、五輪世代の強化を進めたい考えのようだ。

 エクアドルA代表はロシアワールドカップ出場権を逃したが、マンチェスター・ユナイテッドのMFアントニオ・バレンシアや、ヘタフェで柴崎岳と同僚のMFジェフェルソン・モンテーロ、ラツィオで活躍するFWフェリペ・カイセドら欧州主要リーグ所属選手もいる。なかなか対戦することのない南米のチームということもあり、日本代表にとっても貴重なチャンスとなりそうだ。

【了】

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