ナポリはヨーロッパリーグのラウンド32で敗退の危機に【写真:Getty Images】
イタリア勢がヨーロッパの舞台で振るわない。現地時間15日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦の1stレグ、セリエAから参戦中の4クラブのうち勝利したのは1クラブのみとなった。
アウェイでボルシア・ドルトムントと対戦したアタランタは、アンドレ・シュールレのゴールで先制を許したものの、ヨシプ・イリチッチの2ゴールで一時は逆転に成功する。しかし、65分と後半アディショナルタイムの91分にミチ・バチュアイにゴールを奪われて2-3で敗れた。
ミランはパトリック・クトローネ、リカルド・ロドリゲス、ファビオ・ボリーニの3発でブルガリアのルドゴレツに3-0で快勝を収めた。一方、セリエAではミランよりも上位につけるラツィオは格下と思われていたルーマニアのステアウア・ブカレストに0-1で敗れた。
そして、最も驚きだったのはユベントスを制してセリエA首位に立っているナポリの敗戦である。ドイツ・ブンデスリーガ2位のRBライプツィヒとホームで対戦したナポリは、アダム・ウナスの先制ゴールを生かせず1-3で逆転負けを喫した。
チャンピオンズリーグでもユベントスがホームでトッテナムと2-2で引き分けるなど、イタリア勢の苦戦が見られる。ELで不覚をとったアタランタ、ラツィオ、ナポリの3クラブは2ndレグで巻き返し、強豪国の意地を見せることができるだろうか。
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