トッテナムのハリー・ケイン【写真:Getty Images】
現地時間13日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグの試合が行われ、トッテナムとユベントスが対戦して2-2で引き分けた。
試合はホームのユーベが序盤に2点をリードする展開となったが、トッテナムは35分にエースのFWハリー・ケインが1点を返す。後半にもMFクリスティアン・エリクセンが直接FKを決めて同点とし、アウェイゲームを2-2のドローに持ち込んだ。
ケインはこのゴールにより、CLで通算9試合に出場して9ゴール目。米『ESPN FC』などが伝えるところによれば、CLでのデビューから9試合における歴代最多得点記録を更新した。
昨季は負傷も影響してグループステージで3試合のみの出場だったケインだが、2ゴールを記録。今季グループステージでは5試合に出場して6ゴールを挙げていた。
過去にはロナウジーニョ、シモーネ・インザーギ、ディディエ・ドログバ、ジエゴ・コスタと錚々たるメンバーがCLデビューから9試合で8得点を記録したのが最多だった。ケインはこれらの選手を上回る史上最速ペースでゴールを重ねている。
CLで通算97ゴールを挙げているバルセロナのFWリオネル・メッシは、デビューから9試合の時点ではわずか2得点だった。歴代最多の114ゴールを挙げているレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドに至っては、CLデビューから26試合目で初ゴールを挙げるまで無得点だった。
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