FC東京の長谷川健太監督【写真:Naoto Fujie】
FC東京は14日、小平市内で練習を行った。
GKを含めた6対6のシュートゲームでは、各々がゴールへの強い意欲を発揮。ボールへのアプローチも鋭く、球際のバトルが至る所で見られた。よく声も出ており、集中力の高いトレーニングとなった。
またこの日、チャン・ヒョンスが今季のキャプテンにが就任することがクラブから発表された。
韓国代表DFに腕章を託した理由を、長谷川健太監督は「トレーニングを見ていてもチームを引っ張っていく姿勢が感じられたので」と説明している。さらに「圧倒的な存在感がある。キャプテンらしいキャプテンじゃないか」と信頼を口にした。
チャン・ヒョンスは指揮官から話を受けた際、「日本語がまだうまくないのでどうしようかという不安もあった」と言う。それでも「同時に責任感というのが強くなった」とし、大役を引き受けることに決めた。
昨季はリーグ制覇を期待されながら13位に終わったFC東京。巻き返しが今季の至上命題となる中、新キャプテンがどのようにチームを束ねていくかも注目される。
(取材・文:青木務)
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