シュトゥットガルトの浅野拓磨【写真:Getty Images】
12日付けの独紙『zvw』はシュトゥットガルトに所属する日本代表のFW浅野拓磨を特集している。
同紙は「タクマ・アサノが脇に追いやられている」と題し浅野の現状をレポートしている。今季の浅野はハネス・ヴォルフ前監督の下でシーズン序盤は主にジョーカーとして一定の出場時間を得ていた。しかし後半戦に入るとベンチを温める事が多くなりタイフン・コルクト新監督になってから2試合連続でベンチ外となっている。
出場機会がない要因として同紙は2つのポイントを挙げている。まずは1部と2部のレベルの差だ。浅野は昨季2部リーグを戦ったチームで26試合に出場し4ゴール4アシストを記録した。2部では持ち味のスピードを活かし多くのチャンスを演出していた浅野だが今季はその特徴がなかなか発揮しきれていない。また後半戦開始から太腿の怪我をしてコンディションが完璧でない事も要因として挙げている。
リーグ戦15試合に出場するもフル出場は3試合で1得点の浅野。現在の状況は厳しいが残りのシーズンでの巻き返しに期待したい。
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