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ジダン監督、PSG戦は進退かけた一戦に「残るために全力を尽くす」

text by 編集部 photo by Getty Images

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レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の試合を前に、仏ラジオ『RTCフランス』のインタビューに答えた。

 現在レアル・マドリーは、首位バルセロナと勝ち点差17をつけられた4位に位置しており、国王杯は準々決勝でレガネス相手に敗退を喫している。故に、パリ・サンジェルマンとのCL決勝トーナメント1回戦は、マドリーにとっては今季に残されたタイトルをかけた一戦という意味でも非常に重要な意味を持つだろう。

 CLと国内リーグを制覇した昨季の栄光から、これほどまでに低調なパフォーマンスに急降下してしまったことで、ジダン監督はこれまで何度か解任の可能性に直面してきた。監督自身も「今季はいつもと違う」と認めつつも「これを受け入れなければならない」と覚悟を決めている。

 「私は何があっても選手の後ろに立っていなければならない。全ての責任者であり、改善するようにも努める。何があっても彼らとともに戦いたい。(クラブに)残るためにも全力を尽くすつもりだ」

 解任問題に繋がる可能性のある試合を前にこう意気込んだジダン監督だが、実際には「私は未来を見据えてはいない。現在を見ているんだ」と試合に勝つことだけに集中していることを強調した。

 「私はこれが一生続くことがないことはわかっている。時が来たら、他のことに移るだろ」

 王者マドリーを束ねる指揮官は、大きな覚悟と共に全世界注目の一戦に臨む。

【了】

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