ヘタフェのMF柴崎岳【写真:Getty Images】
ヘタフェのMF柴崎岳は現地時間11日、リーガエスパニョーラのバルセロナ戦に先発出場し、終了間際までプレーした。同選手に対するスペイン紙『マルカ』の採点はチーム最低タイとなっている。
今季前半戦のバルセロナ戦で強烈なボレーシュートを決めて注目を集めた柴崎は、敵地カンプ・ノウで行われた試合に先発で出場。攻撃のアクセントになる場面もあり、相手GKの飛び出しを見逃さずにシュートを狙うこともあった。だが、いずれも得点にはつながっていない。
ヘタフェ側で高く評価されているのは、「星3つ」の最高評価がついたGKグアイタを中心とした守備陣で、ディフェンスラインは全員「星2つ」となった。柴崎は「星1つ」でチームメートのほか3人と並んでいる。バルセロナは今季リーグ戦で初の無失点。初めてバルセロナを完封したチームとして、守備の評価が高くなっている。
精細を欠いたバルセロナは、先発のほとんどが「星1つ」の低評価。それでも、セルジ・ロベルト、リュカ・ディーニュ、ジェリー・ミナ、そしてセルヒオ・ブスケッツと、守備的な選手には「星2つ」がついた。ヘタフェ攻撃陣がある程度圧力をかけ、それをしのいだことが評価されているのかもしれない。
9月の対戦で見事なシュートを決めた柴崎は、このとき『マルカ』で「星2つ」の採点だった。バルセロナ戦2試合連続でインパクトを残すことはできなかったようだ。
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