ラツィオに勝利したナポリ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAで首位を走るナポリの秘訣は、驚異的な“逆転力”にもある。今季のリーグ戦で8回相手チームにリードを奪われ、そのうち7回で逆転勝利を収めているという驚きのデータを伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
現地時間10日に行われたセリエA第24節の試合では、ナポリはラツィオと対戦。開始直後に先制点を奪われながらも、終わってみれば逆転で4-1の快勝を収めた。
今季のナポリはラツィオとの2回の対戦に加えて、アタランタ戦、SPAL戦、ジェノア戦、サンプドリア戦、ボローニャ戦でも逆転勝利を収めている。リードを奪われて逆転できなかった試合は、ユベントスに0-1で敗れた第15節の1試合のみだ。
昨季は相手チームにリードを許した試合が10回あり、逆転勝利を収めたのはわずか1試合のみだったという。追い込まれた状況からの反発力が大幅に高まったことが好調な結果に繋がっている。
ラツィオ戦の勝利で連勝を8に伸ばしたナポリは、20勝3分け1敗で勝ち点63を獲得。だが2位のユーベも7連勝で1ポイント差を守り、熾烈な首位争いが続けられている。
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