ノースロンドンダービーの行われたウェンブリー・スタジアム【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第27節のトッテナム対アーセナル戦が現地時間の10日に行われ、トッテナムが1-0の勝利を収めた。この試合では、プレミアリーグにおける歴代最多観客数が更新されている。英紙『ザ・サン』など複数メディアが伝えた。
ライバル関係にある両チームの対戦は「ノースロンドンダービー」と呼ばれ、毎回大きな盛り上がりを見せる。トッテナムが本拠地ホワイト・ハート・レーンを新築中のため、今回のノースロンドンダービーはプレミアリーグでは初めて“聖地”ウェンブリー・スタジアムで開催された。
最大約9万人収容の大スタジアムを臨時の本拠地として用いることにより、今季トッテナムは2度にわたって最多観客数のリーグ記録を更新していた。昨年10月のリバプール戦では80827人、1月末のマンチェスター・ユナイテッド戦では81978人が観戦に訪れた。
最大のライバルとの一戦ではその記録をさらに1000人以上上回り、83222人が入場。プレミアリーグの最多観客数記録がまたも更新された。
だが、1992年のプレミアリーグ設立以前の時代も含めると、この観客数はイングランド最多記録にあと「38人」届かなかった。1948年に、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル戦で83260人という最多観客数が記録されている。
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