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C大阪、J王者川崎F下してゼロックス杯制す。清武が味方と接触で負傷も、充実の内容

text by 編集部 photo by Getty Images

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C大阪がゼロックス杯を制す【写真:Getty Images】

【川崎F 2-3 C大阪 富士ゼロックス・スーパーカップ】

 10日に行われた富士ゼロックス・スーパーカップでセレッソ大阪が3-2で川崎フロンターレを下した。

 立ち上がりから主導権を握ったのはC大阪。相手陣内でのプレーを繰り返すと、26分に先制点が決まった。右サイドの山村がグラウンダーのパスを中に入れると、杉本が冷静にコントロールして後ろに落とす。このボールを山口が右足で捉えゴールネットを揺らした。

 交代が5人までとなっている今大会。ハーフタイムにベンチが動く。劣勢のJリーグ王者は中村と森谷が下がり、大久保と大島が入る。C大阪も柿谷との交代でヤン・ドンヒョンが投入された。

 後半は早い時間からスコアが動いた。48分、天皇杯王者は素早いカウンターを仕掛けると、抜け出した清武がGKとの1対1を落ち着いて決めて2-0とする。

 だが、川崎Fはすぐに反撃。車屋がペナルティエリアでファウルを受けてPKを獲得すると、小林が決めて1点差とした。

 62分にはC大阪にアクシデントが発生する。パスを出した清武に杉本が接触。予期せぬ味方同士の接触で清武は首を痛め、担架でピッチの外へ出た。清武はそのまま交代となり、C大阪は残り時間を主力不在で戦うことになる。

 それでもC大阪は78分、ヤン・ドンヒョンのスルーパスを受けた高木がゴールを奪い、再び2点差とした。

 諦めない川崎Fは、アディショナルタイムに大久保がゴールを決めて1点差に迫る。それでも、C大阪が守り抜いて勝利。新シーズン初タイトルを手にした。

【得点者】
26分 0-1 山口蛍(C大阪)
48分 0-2 清武弘嗣(C大阪)
51分 1-2 小林悠(川崎F)
78分 1-3 高木俊幸(C大阪)
90+1分 2-3 大久保嘉人(川崎F)

【了】

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