レスター・シティのリヤド・マフレズ【写真:Getty Images】
レスター・シティのMFリヤド・マフレズは、マンチェスター・シティへの移籍が成立しなかったあと無断で練習を欠席して“行方不明”になっていたという報道を否定している。地元紙『レスター・マーキュリー』が同選手の声明を伝えた。
レスターの主力として活躍してきたマフレズにはシティが獲得への関心を示し、冬の移籍市場最終日にオファーを出したとみられる。マフレズ自身もレスターにトランスファーリクエストを提出したようだが、結局取引成立には至らなかった。
その後、マフレズはレスターの練習を欠席し、試合にも出場していない。シティへの移籍が成立しなかったことへの失望による無断欠席であり、クラブも同選手の居場所を把握できていないと報じられていた。
だがマフレズは、報道には誤りがあったと主張。「僕の友人だと名乗る大勢の人々が、何も知らないはずのことについて色々と言っていた。僕が不在だった理由についての憶測は全く事実とは異なるものだったということを明確にしたい」と同選手は述べている。
「レスター・シティは常に僕の所在を把握していた。僕から直接、あるいはアドバイザーを通して、僕が何を考えているかを知っていた」とマフレズは述べ、レスターでのプレーに専念し続ける姿勢を示した。
9日には、マフレズはレスターの練習に再び合流したと報じられている。現地時間10日に行われる次節の相手は、マフレズ獲得を逃したマンチェスター・シティ。マフレズはチームの遠征に同行している模様だが、出場するかどうかは定かではない。
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