同世代のメッシとディ・マリアは多くの時間を共有してきたが…【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)で活躍するアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが、母国の『TyCスポーツ』で放送された番組にゲスト出演してインタビューに応えた。
その中でディ・マリアは、代表チームで共にプレーするリオネル・メッシに対し「表現する言葉が見つからない。彼はいつも驚かせてくれる。1年後、メッシは最高の選手で、その後の1年もまだ最高の存在のままだろうね。彼は別の惑星、地球の外から来たんだ」と惜しみない賛辞を送った。
アルゼンチン代表で良質なコンビネーションを披露する2人は、クラブでも同僚になる可能性があったという。自分がPSGからバルセロナへの移籍に近づいていたことをディ・マリアは番組内で明かしている。
「僕はバルセロナ移籍に近づいた。でも、結局はフットボール的な理由で何も起こらなかった」
実際、ディ・マリアのバルセロナ行きの噂は昨年夏に報じられた。リバプールからフィリッペ・コウチーニョを獲得できなかった際の代替案として、まもなく30歳を迎えるアルゼンチン代表MFの名前が挙げられていた。
しかし、コウチーニョは冬にバルセロナと契約を結んだ。昨年夏には実現しなかったが、選手本人が移籍の意思を示していたことで、バルセロナとしてはディ・マリアに手を出さずとも問題ないと判断したのかもしれない。
「2018年はいい感じでスタートしているし、僕は幸せ。ヨーロッパでプレーすることはいつも僕の夢だった。そして、いつの日かロサリオ・セントラルに戻りたい」
夢だったヨーロッパでの戦いを終えた後は、母国へ戻る。古巣ロサリオ・セントラルへの愛情も語ったディ・マリアは、PSGでのさらなるタイトル獲得、悲願の欧州制覇を目指す。
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