マンチェスター・ユナイテッドのジェシー・リンガード【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFジェシー・リンガードは、ツイッターで不適切な投稿を行ったとの批判を受け、謝罪を行うことを余儀なくされた。英紙『ミラー』などが伝えている。
1958年2月6日にユナイテッドのチームを乗せたチャーター機がミュンヘンで墜落し、選手らを含む23名が命を落とすという事故が起きた。その「ミュンヘンの悲劇」から60年を迎え、現地時間6日にはユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで記念式典が執り行われた。
ジョゼ・モウリーニョ監督を筆頭に、現在のチームの選手たちも出席。リンガードも出席していた選手の一人だった。飛行機が墜落した15時4分には1分間の黙とうが捧げられた。
だがそのわずか3分後の15時7分、リンガードのツイッターアカウントでひとつのコメントが投稿された。ゲーム「FIFA18」についての質問に答えたもので、顔文字も添えた楽しげなコメントだった。
このツイートに対し、不謹慎なタイミングであるとして批判が殺到した。仮にリンガード本人が投稿したものだったとすれば、厳かな式典の最中にスマートフォンなどで投稿したということになる。だがその後同選手は、自ら投稿したものではないとした上で謝罪する声明をツイートした。
「メディアチームのメンバーが不注意により式典中にツイートに返答してしまった。引き起こした騒動について謝罪したい。完全に受け入れられないことであり、今日という感情的な日に対しての僕の姿勢を反映したものではない」とリンガードは述べている。
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