アウクスブルクのダニエル・オパレ【写真:Getty Images】
ドイツ1部のアウクスブルクは、同クラブに所属するガーナ代表DFダニエル・オパレがクラブに対して「何度も嘘をついた」という理由で戦力外通告を言い渡したことを発表した。
現地時間4日に行われたブンデスリーガ第21節のフランクフルト戦に先立ち、アウクスブルクはオパレがこの試合のメンバーから外れると発表。それだけではなく、「契約延長のオファーを撤回した」「新たなクラブを探すように伝えた」と、事実上の追放処分を下したことを明らかにした。
その理由は、オパレが“嘘つき”であることだという。「ダニエル・オパレは我々に対して何度も嘘をついた。事実を示されたにもかかわらずだ。さらに彼は、チーム内での行動規範に何度も違反した」とシュテファン・ロイターSD(スポーツディレクター)は述べている。
現在27歳のオパレは、今季前半にはアウクスブルクでレギュラーとしてプレー。冬の移籍市場ではシャルケやレスター・シティなどが獲得への関心を示していたと報じられている。
オパレのついたという「嘘」のひとつは、そのシャルケに関するものだったようだ。オパレはシャルケの監督や幹部と会食していたことが明らかになったが、クラブに対してはシャルケとの接触を否定。シャルケ側がアウクスブルクにオパレと接触することを伝えていたと知らされても否定を続けたという。
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