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プレミアリーグ独特の過密日程解消なるか。ウインターブレーク導入を検討

text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ
プレミアリーグでウインターブレーク導入も?【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグは、将来的なウインターブレーク導入に前向きな姿勢を見せ、実現に向けた議論を行っていることを明らかにした。『スカイ・スポーツ』など英複数メディアが伝えている。

 秋春制のシーズンが一般的な欧州だが、多くのリーグではクリスマス時期から年明けにかけて一定の中断期間が設けられている。その期間の長さは国ごとに様々だが、選手は一時的に体を休め、シーズン後半戦に向けてリフレッシュすることが可能となる。

 だがイングランドでは事情が異なり、年末年始はむしろ他の時期以上の過密日程。12月26日の「ボクシング・デー」や、大晦日や元日にまでリーグ戦が行われることが“風物詩”となっている。だが、カップ戦の再試合があることなども含めたハードスケジュールが選手への過度の負担になっているとして是正を求める声もある。

 プレミアリーグはウインターブレークの導入も視野に入れ、イングランドサッカー協会(FA)および2部以下のリーグを統括するイングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)と協議を行っているとのことだ。「過密する一方の日程に取り組むべく、FAおよびEFLと数ヶ月間にわたり議論を重ねてきた」と声明を出している。

「カレンダーの中に空きを見つけられるのであれば、原則として我々は(ウインターブレーク導入に)オープンだ。実行可能な解決策を求め、各方面と建設的な議論を続けていきたい」と、日程改革に向けた前向きな姿勢が示されている。

【了】

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