エバートンのウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
エバートンの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、自身の古巣マンチェスター・ユナイテッドがマンチェスター・シティに追いつくのは来季も難しいという考えを述べた。英『スカイ・スポーツ』の番組で話している。
シティは今季プレミアリーグで順調に首位を走っており、12試合を残した時点で2位のユナイテッドに13ポイント差。ユナイテッドも過去数年に比べれば好成績を残しているが、同じ町のライバルチームには大きく水を開けられている。
昨季まで在籍したユナイテッドでエースとして長年活躍したルーニーは、今季だけでなく来季もこの力関係が変わることはないと予想している。「シティに追いつけるかどうかという話なら、今年はもちろん無理だ。率直に言えば、来季も追いつくのは難しいだろう」と語った。
「シティは4、5年前のバルセロナのレベルに達しようとしている。僕からこういうことは言いにくいが、ほぼ完璧なサッカーをしていることもある」とルーニーはシティの戦いぶりに賛辞を送った。
バルサを2008年から2012年まで率いて“黄金時代”を築いたのが、現在シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督だった。今季シティはチャンピオンズリーグ、FAカップ、カラバオ・カップ(リーグ杯)でも勝ち残り、前人未到の4冠達成の可能性も残している。
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