古巣の対決について展望したデイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】
元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)対レアル・マドリーの試合を展望した。
今月からチャンピオンズリーグが再開され、ハイレベルな試合が各地で再び繰り広げられる。中でも昨季の王者レアル・マドリーと今季絶好調のPSGの対戦は大きな注目を集めるだろう。
サッカー界のレジェンドであるベッカム氏にとっても、今回の試合は特別な意味を持つ一戦となるはずだ。同氏は、2003年から約4年間をマドリーで過ごした後、2013年1月からは現役最後のクラブとなったPSGで半年の間プレーしている。
それ故にベッカム氏は、『beIN SPORTS』からの「どちらが勝つか」という質問には明確な答えを出すことができなかった。
「選ぶのはすごく難しい。2つとも好きなクラブで、すごく情熱がある。マドリードでは4年間を過ごした。PSGでは、そんなに多くの時間を過ごしてはいないけど、チャンピオンになれたのはすごいことだった。このクラブを愛しているよ」
一方で同氏は、今季リーグ4位と低調なマドリーの目線に立って、PSG戦が難しい試合になることを予想している。
「難しいものになる。PSGは今絶頂期にあるんだ。でもマドリーはこの大会をとても好んでいる。こういう時に、偉大な選手たちは自らの限界を超えていくんだ。とてつもないとなるよ」
PSGのブラジル代表FWネイマールやマドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドなど一流の選手たちが集うこの一戦。ベッカム氏同様に、多くのサッカーファンにとっても勝敗を予想するのは簡単なことではないだろう。
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