レアル・マドリー【写真:Getty Images】
2月はレアル・マドリーにとって今季を決める大事な月になりそうだ。
現地時間3日に行われたリーガエスパニョーラ第22節でレバンテと対戦したマドリーは格下相手に2-2の引き分けに終わった。この結果、首位バルセロナとの勝ち点差は「19」に広がった。
試合後、マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は「我々は試合をコントロールし勝ち点3を取らなくてはならなかった」と語り終了間際に追いつかれた結果に失望していた。主将を務めるDFセルヒオ・ラモスも「こんなに首位と離されてしまうなんて普通じゃない。今季は最も悪いシーズンの一つになっている」となかなか調子の上がらないチームの現状を嘆いている。
スペイン紙『スポルト』は「チャンピオンズリーグ(CL)を10日前にしてジダン監督は地に足がついていない」と現地時間14日に行われるCLベスト16の1stレグ対パリ・サンジェルマン(PSG)戦を前に不安の多いチームに苦言を呈している。
またスペイン紙『マルカ』も「6ヶ月前に世界一だったチームが今ではマドリーの歴史上最も酷いチームになった」と現状のチーム状況を酷評している。
レバンテとの試合で途中交代したFWクリスティアーノ・ロナウドはジダン監督と目を合わさずにベンチに戻るなど一体感が感じられない今のマドリー。果たして残りのシーズンで再び上昇気流に乗る事は出来るのだろうか。
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