バイエルン・ミュンヘンのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーが希望している現在バイエルン・ミュンヘンでプレーしているコロンビア代表のMFハメス・ロドリゲスの早期復帰は叶わないようだ。
ハメスは今季の夏の移籍市場でマドリーから2年間のレンタル移籍でバイエルンに加入した。シーズン序盤は怪我などもあり本来のパフォーマンを発揮出来なかった。しかしカルロ・アンチェロッティ監督が解任されユップ・ハインケス新監督になるとコンスタントに試合に出場するようになる。これまでリーグ戦15試合に出場し4ゴール6アシストと本来の調子を取り戻しつつある。
そんなハメスをマドリーは来季にチームに復帰させたい意向を持っているとスペイン紙『マルカ』が報じている。しかしバイエルンは2019年まではハメスとレンタル契約を結んでいる事からマドリーの提案を拒否する模様だ。
現地時間3日に行われたブンデスリーガ第21節の対マインツ戦に2試合ぶりに先発したハメスは1ゴールを挙げる活躍を見せリーグ戦8連勝に貢献した。一方のマドリーは3日に行われたリーガエスパニョール第22節でレバンテに2-2の引き分けに終わり首位バルセロナとは勝ち点差「19」の4位に沈んでいる。
マドリー首脳陣はバイエルンで復調したハメスの活躍を見て放出した事を後悔しているかもしれない。
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