ガラタサライへ移籍した長友佑都【写真:Getty Images】
インテルからトルコのガラタサライへ移籍した日本代表DF長友佑都は、スペインのベティスへの移籍が決まりつつあったが、ガラタサライを率いる名将ファティ・テリム監督の説得を受けてトルコ行きを決断したという。トルコ『hurriyet』が2日付で伝えた。
冬の移籍市場でベティスなどが関心を示しているとも報じられていた長友だが、移籍市場の終盤になってガラタサライが急浮上。マーケット最終日の1月31日にレンタルでのガラタサライ移籍が決まり、7年間在籍していたインテルを離れることになった。
トルコメディアによれば、ベティスへの移籍はクラブ間も個人面でも合意に達していたとのこと。だが左サイドバックの新戦力を探していたガラタサライが長友に目をつけ、テリム監督が自ら獲得に動いたという。
テリム監督からの連絡を受けたインテルは、ベティスとはまだサインを交わしてはいないため、選手本人との合意が得られるのなら問題はないと返答。続いて指揮官は長友に電話をし、トルコ移籍への説得を試みて成功したとされている。
「皇帝」の異名を取るテリム監督はトルコを代表する名将で、過去にトルコ代表を3回指揮したほか、イタリアでもフィオレンティーナやミランを指揮。『hurriyet』は「皇帝がサムライの行き先を変えた」と長友の獲得について伝えている。
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