ラファエル・シルバの浦和退団、中国2部移籍が正式決定【写真:Getty Images】
浦和レッズは3日、ブラジル人FWラファエル・シルバの中国2部・武漢卓爾職業足球倶楽部移籍を正式に発表した。同選手はすでにチームを離れており、移籍は確実な状況だった。
昨季、アルビレックス新潟から浦和に加入したラファエル・シルバはJ1で25試合に出場して12ゴールを挙げた。また、AFCチャンピオンズリーグ決勝ではアル・ヒラルとの第1戦と第2戦両方でゴールを奪い、浦和の10年ぶりとなるアジア制覇に大きく貢献した。
そして今年1月17日、武漢卓爾から契約に定められている移籍補償金を全額支払う条件の正式オファーを受けたことで1次キャンプから離脱して中国へ渡っていた。
ラファエル・シルバは移籍にあたり浦和の公式サイト上で「親愛なるファン・サポーターのみなさん、すでにご報告していますが、武漢へ移籍することが正式に決まりました。浦和レッズでは、1年という短い期間でしたが、日々、怠ることなく常に自分のベストを尽くすことができたと思います。チームの歴史に貢献をすることができて、誇りに思いますし、顔を上げてこのクラブを離れたいと思います」と改めて移籍を報告し、別れの挨拶を述べた。
また「念願だったタイトルを獲得することもでき、個人的にも男としてすごく成長させてもらいました。このクラブで得ることのできた経験や実績は、自分の人生において掛け替えのないものです。みなさん、ありがとうございました」と感謝のコメントを残している。
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