マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、すでに今季のプレミアリーグ優勝を諦めているようだ。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「すべての側面で良くなっている。勝ち点、順位、ゴール数、失点数、すべてだ」

　モウリーニョ監督はチーム力の向上を実感している。ロメル・ルカクの加入などもあり、得点力も向上。さらにこの冬、アレクシス・サンチェスも加入して攻撃陣はよりパワーアップを遂げた。

　ユナイテッドは今季、25試合終了時点で16勝5分4敗の勝ち点53で2位につけている。6位に終わった昨季の同時期は13勝9分3敗の勝ち点48だったことを考えれば、確実に成績も上向いている。

　ところがモウリーニョ監督は、すでに優勝はマンチェスター・シティのものと考えているようだ。「我々は2位になる努力をする必要がある。今季はずっとその順位にいるからね。最初の数週間は違ったが、その後はずっと2位だ」と語り、15ポイント離されているシティに“白旗”状態。今後は2位をキープすることに力を注ぐ姿勢を見せている。

　それも「非常に優れたチームがいくつもあり、簡単ではない」とモウリーニョは釘をさす。そして数々の栄冠を勝ち取ってきた指揮官は「我々はいくつかのネガティブなことがありながら上手くやっている。これが昨季よりも良くなるために重要なことで、（今季は）いくつかのものを勝ち取り、次のシーズンより強くなろうとするんだ」自身の指揮3年目の来季タイトルを取り戻すことを考えている。

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