トルコ・イスタンブールの空港に到着して笑顔を見せた長友佑都【写真:Getty Images】
現地時間31日、日本代表DF長友佑都は7年間在籍したイタリアの強豪インテルから、トルコ1部のガラタサライへと移籍した。
シーズン終了後のロシアワールドカップ出場を見据え、出番の少ないインテルでの状況を変えるべくトルコに新天地を求めた形。ガラタサライへは半年間の期限付き移籍で加入する。
今冬、スペイン1部のベティス移籍の噂も流れた長友。結局、ガラタサライ行きが決まったのは移籍市場最終日のことだった。トルコでは『ラスト・サムライ』として歓迎されたDFは自身のツイッターを更新し「もうすぐ出産を控える状況で、悩んでた自分に妻が背中を押してくれた」と明かした。
「何も気にしないで、長友佑都のサッカー人生のことだけを考えて決断して」
昨年9月に妊娠を発表し第1子の出産を控える妻・平愛梨さんの言葉に後押しされて「僕は新たな挑戦を決めた」とトルコ移籍を決断したという。そして「妻の強い覚悟に大きな尊敬と感謝を抱き、そして妻をサポートし、応援してくださるみなさんに心から感謝します」と長友は結んでいる。
ガラタサライは現地時間1日にトルコカップ準々決勝の1stレグで、長友のインテル時代のチームメイトだったサミュエル・エトーが加入したばかりのコンヤスポルと対戦する。移籍が決まったばかりだが、長友はトルコデビューとエトーとの再会を果たせるか。
その後は4日にリーグ戦で元ブラジル代表FWロビーニョが加入したシヴァススポルと、そして8日にトルコカップで再びコンヤスポルと対戦し、12日のリーグ戦・アンタルヤスポル戦と続く。
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