ネイマールのPSG移籍について語ったDFダニエウ・アウベス【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表DFダニエウ・アウベスが、同僚のFWネイマールの移籍の経緯を語った。
ネイマールは昨夏、2億2200万ユーロ(約290億円)の移籍金でPSGへ加入。史上最高額での電撃移籍は、多くのサッカーファンに衝撃を与えた。
移籍が完了し半年が経った今、同選手の親友でもあるダニエウ・アウベスはその件に言及。移籍の主な動機は「メッシの陰から脱すること」であったと明かした。FIFAの公式サイトが伝えた。
「メッシの陰から脱する必要があった。彼のような人とプレーすることはキャリアにおいて最も素晴らしいことだ。しかしそれと同時に、常にその質の高さは自分のものなのかという疑いを持つことになってしまう」
一方、ネイマールはPSG加入後から16試合で17ゴールを決めるなど大きな活躍を見せている。ウルグアイ代表FWエディソン・カバーニやフランス代表FWキリアン・ムバッペら大物選手との共存は必須だが、世界最高の選手であるFWリオネル・メッシが同居していたバルセロナ時代に比べれば、のびのびとプレーをできる環境にいるのかもしれない。
他にもD・アウベスは「彼の成長やブラジルのためにも、ネイマールは独自の道を進んでいく方が良い」と語った。いずれ世界一の選手を目指すことになるこのブラジルの至宝は、果たしてこの先もPSGで成長し続けていくことができるのだろうか。
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