モナコ退団を示唆したMFファビーニョ【写真:Getty Images】
モナコに所属するブラジル代表MFファビーニョが、クラブ退団を示唆した。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
2013年からモナコに在籍するファビーニョは、5シーズン目となる今季はリーグ戦23試合中21試合に出場。昨季同様、チームには欠かせない中盤の要の選手として君臨している。
しかし、ファビーニョ本人はこれ以上のクラブ残留は望んでいなく、近いうちに退団することを明かしている。
「モナコでの僕の時間は素晴らしく、何とかタイトルを獲ることができた。でも、僕のここでの時間が終わりを迎えていると思っている。新たな挑戦を必要としているんだ」
昨季、モナコは若手中心のメンバーでリーグ優勝やチャンピオンズリーグベスト4進出など大きく躍進を果たした。これにより、昨夏の移籍市場ではFWキリアン・ムバッペやMFティエムエ・バカヨコら多くの選手がビッグクラブへと引き抜かれていった。
一方でファビーニョは、フランス代表MFトマ・レマルらと共に昨夏の時点では多くのクラブから関心を持たれながらも移籍を見送った“残留組”となってしまった。果たして今後、無事クラブを退団し、ビッグクラブへのステップアップを実現させることはできるのだろうか。
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