リーガエスパニョーラ第21節の試合が現地時間の28日に行われ、バルセロナがアラベスに2-1の勝利を収めた。バルサのFWルイス・スアレスとリオネル・メッシは、この試合で「88年ぶり」となる記録を達成している。

　前半23分に失点したバルサは追いつけないまま後半半ばを過ぎたが、72分にアンドレス・イニエスタのクロスを受けたスアレスのボレーで同点。さらに84分にはメッシが直接FKを沈め、逆転での勝利を収めた。

　スアレスはこの日の得点により、リーガで8試合連続となるゴール。2015/16シーズンに達成していた7試合連続ゴールを上回り、バルサでの自己ベスト記録となった。

　スペイン『アス』紙 や『ESPN』などでコメンテーターを務め、データの専門家として知られる「ミスター・チップ 」ことアレクシス・マルティン＝タマヨ氏によれば、過去にバルサで8試合連続ゴールを達成した選手はマリアーノ・マルティン（1943年）、ロナウド（1997年）、メッシ（2012年）の3人のみ。スアレスと同じウルグアイ人選手ではディエゴ・フォルランも2009年にアトレティコ・マドリーで達成している。

　一方、メッシもこの日の得点によりリーガで5試合連続ゴールとなった。スアレスとメッシは5試合連続でアベックゴールを記録していることになる。

　スペイン紙『ABC』などによれば、リーガで過去に同一チームの2人の選手が5試合連続ゴールを達成した例は1回のみ。1930年にアスレティック・ビルバオのギジェルモ・ゴロスティサとホセ・イララゴリが達成して以来88年ぶりの快挙となった。

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