バルセロナ、苦しみながらも逆転勝利【写真:Getty Images】
【バルセロナ 2-1 アラベス リーガエスパニョーラ第21節】
バルセロナは現地時間28日、リーガエスパニョーラ第21節のアラベス戦に臨み、ホームで2-1の勝利を収めた。
今冬の移籍市場で加入したコウチーニョを右サイドで先発起用したバルセロナは、序盤からボールを支配して敵陣に入っていく。
だが先制したのはアウェイのアラベス。23分にカウンターでグイデッティが抜け出すと、GKと1対1になった。右足のシュートは軸足が滑ってしまうが、軸足に当たってコースが変わったことがテア・シュテーゲンに対するフェイントとなり、先制点となる。
その後、バルセロナはメッシが惜しいFKを放つなど同点弾を予感させるシーンはあったが、1点ビハインドのまま折り返す。
後半に入ってもバルセロナはアラベスの守備を攻略しきれない。52分にジョルディ・アルバとセルジ・ロベルトを入れてサイドバックに変化を加えると、66分にはコウチーニョを下げてパコ・アルカセルを投入。より攻撃的になる。
すると、バルセロナがついにこじ開けた。72分、イニエスタが左サイドをドリブルで突破してクロスを入れると、ファーサイドのルイス・スアレスがボレーで合わせて1-1とする。
こうなると、バルセロナは逆転弾を狙いに行く。押せ押せのバルセロナは84分にFKのチャンスを獲得。メッシが蹴ったシュートは直接ゴールに吸い込まれ、バルセロナが逆転に成功した。
バルセロナはルイス・スアレスが8試合連続ゴール。メッシとのアベックゴールは5試合連続となっている。
苦しみながらも勝ち点3を手にしたバルセロナは、2位アトレティコ・マドリーとの勝ち点11差を維持した。
【得点者】
23分 0-1 グイデッティ(アラベス)
72分 1-1 ルイス・スアレス(バルセロナ)
84分 2-1 メッシ(バルセロナ)
【了】