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立場逆転!? ミランがラツィオ下して3連勝。インテルはAT被弾で泥沼…

text by 編集部 photo by Getty Images

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対照的なシーズンを送るミランとインテル【写真:Getty Images】

 現地時間28日、セリエA第22節が各地で行われた。ミラノの2チームは、雰囲気がすっかり入れ替わっている。

 リーグ戦で最後に勝利したのは12月3日のキエーボ戦というインテルは、久々の勝利を懸けてアウェイでSPALと対戦。相手オウンゴールで幸運な先制点を手にしたインテルは、冴えないパフォーマンスながら、なんとか逃げ切りに向かっていた。しかし後半アディショナルタイム、パロスキにゴールを許して1-1で試合終了。下位相手に勝ち点2を落とす結果となった。

 一方のミランは、ホームにラツィオを迎えた。3位につける強敵を相手に主導権を握ったミランは、チャルハノールのパスからクトローネがゴールを奪い、15分に先制する。その5分後にあっさり追いつかれてしまったが、前半終了間際にボナベントゥーラが勝ち越し弾を記録。2-1で折り返した。

 後半はラツィオの時間帯があったものの、カラブリアらの奮闘もあって逃げ切りに成功。これで3連勝となっている。

 一時首位だったインテルは、これでリーグ戦直近7試合で5分け2敗と苦しんでいる。一方のミランはこれで3連勝。インテルが勝ち点5を手にしたここ7試合で勝ち点13を積み重ねている。3位のラツィオとも対等に戦えることを示し、ますます自信をつけ始めた。

 今節の結果、4位インテルと7位ミランの勝ち点差は10まで縮まった。ミランがさらに追い上げるのか、インテルが調子を取り戻すのか。対照的なシーズンを過ごすミラノの名門2チームの戦いぶりにも注目だ。

【了】

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