フォルトゥナ・デュッセルドルフの宇佐美貴史と原口元気【写真:Getty Images】
現地時間27日に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第20節の試合が行われ、フォルトゥナ・デュッセルドルフがアウェイでカイザースラウテルンに3-1の勝利を収めた。デュッセルドルフのFW原口元気は1ゴール1アシストを記録している。
ヘルタ・ベルリンからの期限付き移籍で2部首位のデュッセルドルフに加入した原口は、前節の試合に交代出場してデビュー。2戦目となったこの試合では先発に起用された。
1点ビハインドで迎えた64分には相手ゴール前に抜け出してGKに倒され、PKを獲得するとともに相手GKを退場に追い込む。このPKを自ら蹴って成功させ、移籍後初ゴールを記録した。さらに終了間際の89分には試合を決定づける3点目を絶妙なパスでアシストしてみせた。
地元メディア『RPオンライン』では、この試合の原口に対して「2-」(ドイツの採点は1が最高、6が最低)という高めの採点をつけている。MFアダム・ボジェクと並んでチーム最高タイの評価だ。
「冬の移籍市場での新戦力は、開始45秒で早くもシュートを放って相手を脅かした。よく走り、たびたびパスの受け手になっていた。初先発で存分に持ち味を発揮できたのは明らかだった。1-1の同点PKも確実に成功させた」と評されている。
チームメートのFW宇佐美貴史は86分からの交代で出場。プレー時間が短かったため「採点なし」となっている。
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