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C・ロナウド、引退は母国の古巣で? 少年時代からの親友に打ち明ける

text by 編集部 photo by Getty Images

ロナウド
クリスティアーノ・ロナウドは古巣スポルティングCPでの引退を望んでいるのか?【写真:Getty Images】

 もうすぐ33歳にもかかわらず世界トップの力を維持し続けているクリスティアーノ・ロナウドには、レアル・マドリー退団の噂も持ち上がっている。古巣マンチェスター・ユナイテッドへの復帰も取り沙汰された。

 一般的な選手であればキャリアの終盤。引き際のことも頭にあるはずだ。それはC・ロナウドも例外ではないようで、現役引退について彼なりのプランを持っているようだ。ポルトガル『レコード』が伝えた。

 C・ロナウドには、母国ポルトガルのスポルティングCPの下部組織時代を共に過ごした親友がいる。2つ歳上で、ポルトガル下部リーグのクラブを転々として2年ほど無所属の続いてるミゲル・ペイシャンという選手だ。

 そのM・ペイシャンは今月、自身のインスタグラムにC・ロナウドが初めてチャンピオンズリーグを制した2007/08シーズンのマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを指差す画像を投稿して物議を醸した。マドリーのエースが古巣へ復帰するのではないかとの憶測の元にもなった。

 結局、C・ロナウドのユナイテッド復帰は実現していないが、M・ペイシャンは『レコード』の取材で「(C・ロナウドが)キャリアの全てが始まった場所に戻って現役を終えたがっているのか?」と質問され、「それが可能なら、彼はそれを望むだろう」と答えた。

 また「彼がそのこと(スポルティングCP復帰)について話しているのは本当だ」とも明かす。M・ペイシャンは古巣での現役引退の意思について親友から話を聞いた唯一の人間だという。

 C・ロナウドはマドリーとの契約を2021年夏まで残している。当然スポルティングCPに移籍金を支払って同選手を獲得するだけの資金力はなく、36歳になって現行契約が満了を迎えるまで待つのか。あるいはユナイテッドを挟んで再獲得を目指すのか。

 もしスポルティングCP復帰が実現すれば、キャリアを通じてあらゆる名誉を勝ち取ってきたC・ロナウドにとっても夢のような現役生活の終わりとなるに違いない。

【了】

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