長友佑都とダニーロ・ダンブロージオ【写真:Getty Images】
インテルのDF長友佑都は、チーム内のポジション争いでますます厳しい状況に立たされているのかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、次節の予想先発を掲載した。
長友はシーズン序盤に左サイドバックでコンスタントに出場していたが、リーグ戦ここ9試合では1回途中出場したのみ。ダビデ・サントンが先発でダウベルトが途中から出場するという形となっており、長友は左サイドバックで3番手のような扱いになっている。
しかし、サントンは前節ローマ戦で失点に直結するミスがあり、安定しているとは言いがたい。そこでルチアーノ・スパレッティ監督は左サイドバックの変更を検討している。
それでも、長友に声がかかる可能性は低そうだ。サントンにかわって左サイドバックを務めるのは、これまで右サイドバックのレギュラーを担当していたダニーロ・ダンブロージオだという。
ダンブロージオは昨年末に負傷を抱えて離脱。前節はベンチに戻ってきた。ただ、その間に右サイドバックではジョアン・カンセロが好パフォーマンスを見せて評価を高めている。そこで、右サイドのカンセロは動かさず、ダンブロージオを左サイドに持ってくることを考えている模様だ。
スパレッティ監督が左サイドバックの選択に悩んでいることは間違いない。インテルとしては早く解決策を見つけたいところだが、それは長友の立場を厳しくするものでもある。ダンブロージオの左サイドバック起用はうまくいくのだろうか。
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