アーセナル【写真:Getty Images】
アーセナルが世界で初めて仮想通貨を取り扱う会社とスポンサー契約を結んだようだ。25日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、アーセナルがリーグ杯決勝進出を決めた水曜日にゲーム会社「CashBet(キャッシュベット)」とパートナーシップを結んだという。ブロックチェーン技術を用いた新しい資金調達方法として注目を集めるICO(イニシャル・コイン・オファリング)を事業とする企業で、キャッシュベットコインを利用することで「支払いの遅延問題」の解決にも繋がると考えられているようだ。今後、アーセナルが本拠地とするエミレーツ・スタジアムで大々的に宣伝するとのこと。
ICOとは、企業もしくは団体が「トークン」と呼ばれる暗号通貨を発行し、投資家がビットコインなどの仮想通貨で購入。それで得た仮想通貨をドルに換金することで事業に使える資金に変える仕組みだ。クラウドファンティングに似ていると言われている。
CashBetはアメリカのカリフォルニア州に本社を置く企業。現在、世界では仮想通貨事業が爆発的な広がりを見せている。今後、アーセナルに続いて仮想通貨を取り扱う業者との関係を深めるクラブが現れるかもしれない。
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