浅野拓磨はドイツを離れポルトガルへ渡るのか【写真:Getty Images】
シュトゥットガルトに所属する日本代表FW浅野拓磨は、ポルトガルへの移籍が噂されている。それを受けてドイツの地元紙『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』は「タクマ・アサノはポルトガルへ行くのか?」という記事を掲載した。
同紙は記事の中で「日本からやってきた“ジャガー”のあだ名を持つ足の速いストライカー、浅野は残念ながら必要な有効性を欠いていることがしばしばある」と指摘。そして浅野自身も十分な出場機会を得られない現状に不満を抱いているという。
日本代表では継続的に出番を与えられている浅野だが、シュトゥットガルトではリーグ戦15試合に出場しながら先発は7試合にとどまっている。ブンデスリーガ1部ではわずか1ゴールと結果も出ていない。
アーセナルからのレンタルで借り受けているシュトゥットガルト側も浅野を手放すことに抵抗はなく、オファーに応じる用意があるようだ。とはいえ移籍先は報道されているポルティモネンセに決まっているわけではないとのこと。
ポルティモネンセでは大ブレイク中の元リオデジャネイロ五輪日本代表の中島翔哉に移籍の可能性が浮上し、新天地の候補には国内の名門ポルトやウクライナの強豪シャフタール・ドネツクなども挙がっている。浅野は同い年の中島の代役と見られている。ロシアW杯出場を目指す“ジャガー”の将来が不透明になってきた。
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