アトレティコ・マドリーのリュカ・エルナンデズ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するU-21フランス代表DFリュカ・エルナンデスに対し、マドリード検察庁から懲役1年の求刑が下された。24日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
エルナンデスは昨年2月、恋人のアメリアさんに暴力を振るったとして逮捕された。その際、6ヶ月間にわたりお互い500メートル以内への接近を禁止する命令も下されている。その後、31日間の社会奉仕活動を行うことで和解。接近禁止命令を受けていたにもかかわらずお互いによりを戻し、昨年6月には結婚もしている。
同紙によると、接近禁止命令を無視したとしてエルナンデスに対しマドリード検察庁が1年間の懲役を求刑したとのこと。一方でアメリアさんに関しては接近禁止命令がエルナンデスに下されていたことを知らなかったため、犯罪者とは見なされないようだ。
また、スペインでは初犯の場合2年以下の懲役だと刑が執行されないため収監される可能性は低い。2年以下の懲役刑の場合、法廷が執行猶予をつけて刑の執行を差し止める形とするのが一般的となっているという。
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