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ローマ、バルサのSB獲得に向け交渉中。“敏腕SD”がセビージャ時代にも獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

アレイクス・ビダル
バルセロナのアレイクス・ビダル【写真:Getty Images】

 ローマはバルセロナのDFアレイクス・ビダルの獲得を希望し、交渉を行っているようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

 A・ビダルは2015年夏にセビージャからバルサに加入。だが負傷の影響もあり、過去2シーズンでリーグ戦15試合の出場にとどまっていた。今季はすでに10試合に出場してはいるが、先発は3回のみであり、十分な出場機会を得ることはできていない。

 2014年夏にセビージャでA・ビダルを獲得し、わずか1年後に数倍の移籍金でバルサへ売却したのは、現在ローマにいる敏腕SD(スポーツディレクター)のモンチ氏だった。ローマでも同選手と再会することを望んでいるようだ。

 ローマ側は買い取り義務付きレンタルの形での獲得をバルサに提示しているとのこと。総額1000万ユーロ(約13億円)+ボーナスという条件での取引に、バルサ側も前向きな姿勢を見せていると伝えられている。

 一方スペインでは、古巣のセビージャもA・ビダルの獲得に向けて交渉を行っていると報じられている。出場機会を求め、この冬にバルサを離れることになるのだろうか。

【了】

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