パリ・サンジェルマン（PSG）は、同クラブ所属のフランス代表FWキリアン・ムバッペが長期の離脱を強いられるのではないかとの見方を否定した。比較的早い復帰が可能となりそうだ。

　ムバッペは現地時間21日に行われたリーグアン第22節のリヨン戦で、ゴール前に飛び込んだ際に相手GKアントニー・ロペスと接触して激しく転倒。頭を打って後頭部から流血し、担架で運び出された。

　一部報道では、その後の検査によりムバッペは首に損傷を負ったと診断されたと伝えられていた。2ヶ月ほどの離脱が見込まれるとして、2月14日と3月6日に試合が行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のレアル・マドリー戦も欠場することが懸念されていた。

　だが、PSGは24日に公式ツイッターでムバッペの状態について最新情報を報告。負傷から48時間を経て、「複数の打撲」の影響は残っているものの、「様々な検査の結果、外傷的な損傷は確認されなかった」としている。

　復帰時期の見通しは明確にされていないが、ウナイ・エメリ監督は会見で、ムバッペが24日に行われるフランスカップのギャンガン戦にも出場したがっていると語った。実際には大事を取って温存されることになるかもしれないが、それほど長い離脱となることはなさそうだ。

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