ワースラント=ベフェレンの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のワースラント=ベフェレンでプレーする日本代表MF森岡亮太の活躍ぶりを、チームメートや監督らが改めて絶賛している。ベルギー『voetbalkrant』が23日付で伝えた。
今季から加入したべフェレンで活躍を続けてきた森岡は、現地時間20日に行われたベルギー1部第22節のシント・トロイデン戦でも3-1の勝利に大きく貢献。1アシストを含めて2ゴールに絡み、試合のマンオブザマッチにも選出された。
この試合では特に、絶妙なパスで味方選手を使うプレーがゴールへと繋がった。1点目の場面で森岡からのダイレクトパスを受け、相手オウンゴールに繋がるクロスを挙げた左SBエルディン・デミルは、森岡と一緒にプレーするのはやりやすいと感じているようだ。
「彼のような選手と一緒にプレーするのは素晴らしい。ああいうタイプの選手がチームにいれば、僕はサイドから攻め続けることができる。良いボールが出てくると分かっているからね」と27歳のスウェーデン代表DFは語った。
森岡からのスルーパスを受けてゴールを決めたFWアレクサンダル・ボリェビッチも同様にチームメートを称賛。「フリースペースに走り込むだけでいい。そこに彼が完璧なパスを出してくれることが自然と分かる」と森岡についてコメントしている。
1月から就任したスヴェン・ヴェルマント監督からも、すでに高い評価を受けているようだ。「彼のやっていることは簡単に見えるが、そうではないのは確かだ。いつもポジティブで、プロ意識も高い。監督としては喜ぶしかないよ。彼のような洞察力や反応速度を持った選手がチームにいてくれて本当に嬉しい」と指揮官は森岡に賛辞を送った。
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