パリ・サンジェルマン（PSG）のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、負傷により2ヶ月の離脱となる可能性もあるとみられている。『ESPNデポルテス』が23日付で伝えた。

　PSGは現地時間21日に行われたリーグアン第22節の試合でリヨンと対戦し、アウェイで1-2の敗戦を喫した。ムバッペはこの試合中のプレーで相手GKアントニー・ロペスと激しく衝突して地面に叩きつけられ、後頭部から出血。ピッチから担架で運び出されることになった。

　その後の検査により、ムバッペは首に損傷を負ったと診断されたと『ESPNデポルテス』は伝えている。約2ヶ月の離脱になるとの見通しだ。

　試合翌日の22日朝の時点では、PSGはムバッペの状態について「安心できるサインが見て取れ、パリへ戻ることが許可された」と声明を出していた。その後の検査で問題が確認されたということだろうか。

　2ヶ月の離脱となれば、国内リーグで数試合の欠場を強いられるだけではなく、2月14日と3月6日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のレアル・マドリー戦も欠場が濃厚となる。悲願の欧州制覇を目指すPSGにとっては大きな痛手となりかねない。

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