バルセロナのMFラフィーニャはインテル移籍が決定的に【写真:Getty Images】
今月17日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝1stレグのエスパニョール戦で復帰したばかりのバルセロナMFラフィーニャは、インテルへの移籍が決定的となった。
伊『カルチョメルカート.com』は22日、ミラノに到着したラフィーニャの様子を報じた。同選手は午前中からメディカルチェックを受けており、インテル入団の正式発表はまもなくとみられている。
同日午後にはインテルの練習場に姿を見せ、新しいチームメイトたちと対面するほか、早速初練習も行うようだ。バルセロナの下部組織育ちでセルタへの期限付き移籍を経て、愛するクラブのトップチームでも居場所を確保しつつあった24歳がついに国外へ旅立つ。
ラフィーニャは昨季リーグ戦で18試合に出場するなど、恩師でもあるルイス・エンリケ前監督に貴重なマルチロールとして重用されていた。しかし、バルセロナは今冬の移籍マーケットでフィリッペ・コウチーニョを獲得しており、負傷による長期離脱から復帰してもラフィーニャに継続的な出場機会が保証されていない。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによれば、ラフィーニャは完全移籍オプション付きの期限付き移籍でインテルに加入する。オプションとして設定される完全移籍の際の移籍金は3500万ユーロ+出来高300万ユーロの計3800万ユーロ(約51億円)となっているようだ。
ブラジル代表として夏のロシアW杯出場を目指すラフィーニャは、インテルで復活を印象づけられるか。負傷から戻ってきたばかりだが、勝負の半年間となりそうだ。
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