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レアル、復活印象づける完勝。Cロナやベイルら2発で今季最多7得点の圧勝

text by 編集部 photo by Getty Images

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レアル・マドリーが完全復活!?【写真:Getty Images】

【レアル・マドリー 7-1 デポルティボ リーガエスパニョーラ第20節】

 レアル・マドリーは現地時間21日、リーガエスパニョーラ第20節のデポルティボ戦に臨み、ホームで7-1と大勝した。

 リーグ戦3試合勝利なし。本拠地ベルナベウでは2連敗&無得点と厳しい状況にあるレアル・マドリー。この日も序盤から主導権を握るが、相変わらず得点が決まらない。23分にはアドリアンにゴールを許し、デポルティボに先制された。

 しかし18位と降格圏に低迷するデポルティボに負けるわけにはいかないレアル・マドリーが反撃に転じた。

 32分、CKのチャンスでショートコーナーを使って変化をつけて中へ入れると、ナチョが同点弾を決める。42分には、左からのクロスがファーサイドに流れたところをベイルが拾い、DFを外して左足でゴール。前半のうちに逆転する。

 58分、CKからベイルのヘディングシュートで3点目を決めたレアル・マドリーは、64分に負傷で離脱していたベンゼマを投入する。68分にはモドリッチにもゴールが生まれ、ベルナベウの観客も納得の試合を見せられた。

 あとはクリスティアーノ・ロナウドのゴールが決まればパーフェクト、という雰囲気となるが、エースの沈黙は続いた。72分には左サイドからのクロスをゴール前で胸トラップ。決定的な場面をつくったが、左足のシュートは枠外だった。

 嫌な雰囲気が漂うC・ロナウドだが、この日6本目のシュートがようやくネットを揺らした。78分、右サイドからカゼミーロがクロスを入れると、ファーでフリーのC・ロナウドが冷静に押し込んだ。

 これで呪縛から解き放たれたのか、C・ロナウドが勢いづく。直後に決めたシュートはオフサイドで得点が認められなかったが、84分には正真正銘の2点目。右からのクロスにダイビングヘッドで合わせてゴール右隅に決めた。この際に相手の足が顔に入ってC・ロナウドは流血。治療のためいったんピッチを離れる。

 その後、レアル・マドリーはナチョのこの日2点目でさらに加点し、7-1で完勝。これまでのうっ憤を晴らすかのような大勝で勝ち点3を手にした。

【得点者】
23分 0-1 アドリアン(デポルティボ)
32分 1-1 ナチョ(レアル・マドリー)
42分 2-1 ベイル(レアル・マドリー)
58分 3-1 ベイル(レアル・マドリー)
68分 4-1 モドリッチ(レアル・マドリー)
78分 5-1 C・ロナウド(レアル・マドリー)
84分 6-1 C・ロナウド(レアル・マドリー)
88分 7-1 ナチョ(レアル・マドリー)

【了】

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