日本代表の森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のワースラント=ベフェレンで活躍する日本代表MF森岡亮太の争奪戦に、同リーグのシント・トロイデン(STVV)も参戦することになるのかもしれない。ベルギー『voetbal24.be』などが伝えている。
昨年夏にベフェレンに加入した森岡は、開幕から21試合連続でリーグ戦に出場し、7ゴール8アシストを記録するなど大きな活躍を見せた。今季ベルギーリーグの最大の新発見の一人として現地メディアからも高い評価を集めている。
その活躍に目をつけた国内上位クラブが、冬の移籍市場での獲得を目論んでいるとも報じられてきた。名門クラブのアンデルレヒトやクラブ・ブルージュのほか、12月までべフェレンを率いていたフィリップ・クレメント監督が指揮を執るヘンクなどからの関心が噂されている。
だが新たに、シント・トロイデンも森岡の獲得に関心があるようだと報じられている。昨年11月に日本のDMMグループが経営権を取得した“日本資本”クラブだ。同クラブはこの冬の移籍市場で、アビスパ福岡からU-20日本代表DFの冨安健洋も獲得している。
ベルギーリーグはウィンターブレークを終えてこの週末からリーグ戦を再開。20日にはべフェレンとシント・トロイデンが対戦するが、DMMグループの取締役である村中悠介氏らも森岡の視察を兼ねて敵地での試合の観戦に訪れる予定だという。
昨シーズンは12位で終えたシント・トロイデンだが今季は好調な戦いを見せ、ベフェレンやヘンクなどよりも上位の6位に位置している。冨安に続いて森岡もこのチームに加わる可能性があるのだろうか。
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