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メッシが今後“超えるべき”記録。5大リーグ以外では通算500点以上も

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 バルセロナに所属するFWリオネル・メッシは、現地時間14日に行われたリーガエスパニョーラ第19節のレアル・ソシエダ戦で、リーガ通算366点目となるゴールを記録した。欧州のいわゆる5大リーグでは歴代最多の得点数記録となる。

 スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの5ヶ国のトップリーグに限れば、単一リーグでのこれまでの最多得点記録は、元西ドイツ代表のFWゲルト・ミュラーがブンデスリーガで記録した365得点だった。メッシはこの数字を39年ぶりに更新した。

 欧州サッカー連盟(UEFA)ではメッシの偉業を記念し、各国リーグにおける最多得点記録を紹介。イングランドではジミー・グリーブスが1957年から71年にかけて357得点、イタリアではシルビオ・ピオラが1929年から54年にかけて274得点、フランスではデリオ・オニスが1971年から86年にかけて299得点を記録している。

 だが、“5大リーグ”の範囲に限らなければ、メッシを超える得点記録も存在している。旧チェコスロバキアリーグではヨーゼフ・ビカンが1931年から55年にかけて実に500ゴールを記録。スコットランドリーグのジミー・マグローリー(410点)、旧ユーゴスラビアリーグのスティエパン・ボベク(403点)、ハンガリーリーグのフェレンツ・シュシャ(393点)、ベルギーリーグのアルベルト・デ・クライン(377点)らもメッシを上回っている。

 複数リーグにまたがる記録としては、前述のビカンがオーストリアリーグでも18点を決めており、合計518点。レアル・マドリーのレジェンドであるフェレンツ・プスカシュもスペインで159点、ハンガリーで358点の合計517ゴールを挙げている。

 メッシの永遠のライバルである現マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドも、ポルトガルで3点、イングランドで84点、スペインで289点の通算376得点。“5大リーグ”に限るとしてもメッシを上回る合計373得点を記録していることになる。

【了】

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