バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
昨年11月にバルセロナとの契約を更新したメッシがクラブから受け取る報酬額は、総額で年間最大約165億円にも達するという。『フットボール・リークス』による情報だとしてフランス『mediapart』が伝えた。
バルサのエースとして活躍を続けるメッシは、昨年11月25日にバルサとの契約を2021年6月まで延長したことが発表された。契約解除金は7億ユーロ(約948億円)に設定されている。
報道によれば、メッシの新契約による報酬額は、15%の肖像権料も含めて年間で税込み7100万ユーロ。さらに契約延長ボーナスとして6350万ユーロが支払われるほか、2021年までの契約を全うした場合には7000万ユーロが追加されるという。
これに加えて、各シーズンの成績に応じたボーナスを支払うという契約条項も盛り込まれている。年間にバルサの試合の60%以上に出場した場合には190万ユーロ、バルサがチャンピオンズリーグ(CL)で優勝した場合には1200万ユーロなどのボーナスが設定されているという。
契約延長ボーナスと契約満了ボーナスを4年間に分配し、成績によるボーナス条件をすべて満たしたとすれば、バルサからメッシへの年間報酬は最大で1億2200万ユーロ(約165億円)に達するとのことだ。「一人の選手がこれほどの規模の収入を得るのはサッカーの歴史上初めてのこと」だと述べられている。
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