齋藤学が川崎Fへ移籍【写真:Getty Images for DAZN】
川崎フロンターレは12日、横浜F・マリノスからMF齋藤学が完全移籍で加入することを発表した。
齋藤は横浜FMの下部組織出身のMF。2011年に愛媛FCに期限付きで加入した時期を除いて横浜FM一筋のキャリアを続けてきた。昨年はMF中村俊輔の移籍を受けて背番号を「10」に変更。キャプテンとしてシーズンを戦っている。しかし9月23日のヴァンフォーレ甲府戦で右膝前十字じん帯を負傷し、長期離脱を強いられることになった。
川崎Fの公式サイトで齋藤は、「横浜F・マリノスから移籍してきました齋藤学です。まずはしっかりと怪我をなおし、最高のプレーができるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメントを残した。
横浜FMの公式サイトでは、「8歳から育ててもらい、愛媛FCでの1年を除き18年間お世話になったF・マリノスを離れる決断をしました」とコメント。「昨年、キャプテン、10番と責任をもらいながらも、不甲斐ないプレーや満足のいく結果を残せない僕に、たくさんの声援を送っていただいたこと。9月の大怪我の際も、本当にたくさんの声、手紙、千羽鶴、ビッグユニフォーム。本当に本当に勇気付けられ、辛いリハビリも日々続けてこれました。この移籍は、その恩を仇で返してしまうことになってしまいました」と述べるとともに、「僕はこの移籍を挑戦と捉えてます。より難しいところにチャレンジしたいという想いが、今まで育ててもらったクラブでもない、キャプテンでもない、また一から自分を作っていきたいという想いが、F・マリノスを離れるという決断を後押ししました」と今回の移籍を説明している。
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