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元ガーナ代表MF、人種差別煽る広告に激怒「本気なのか」

text by 編集部 photo by Getty Images

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人種差別に不快感を示したMFケヴィン=プリンス・ボアテング【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属する元ガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテングが、大手ファッションブランド「H&M」がオンラインショップに載せた広告が人種差別を表すものとして怒りを示した。

 「H&M」は、英国版のサイトで「ジャングルで最もかっこいいサル」と書かれた服を着た黒人の子供の写真を掲載。それを不快に感じた人は多く、各方面から非難を浴びている。

 サッカー界でいち早くこれに反応したのは、ガーナ人のボアテングだった。同選手は「H&M」が出した広告に対し「あなたたちは本気なのか」とツイート。他にも、「ノー・レイシズム(人種主義)」とハッシュタグをつけるなど、不快感を示した。

 かつて2010年から3年半の間所属していたイタリアのミランでも多くの人種差別による被害を受けてきたボアテングなだけに、今回の件にも敏感な反応を示したのかもしれない。

【了】

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