バルセロナに到着したフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
リバプールからバルセロナへの移籍が発表されたブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョだが、バルサでデビューを飾るまでには少し時間が必要かもしれない。スペイン紙『アス』が伝えた。
サッカー界歴代2位の移籍金1億6000万ユーロ(約218億円)が支払われるとみられるコウチーニョの移籍は現地時間6日に発表された。コウチーニョは7日にバルセロナに到着しており、8日には契約の正式サインや入団会見が予定されている。
8日朝にはメディカルチェックも行われるが、その結果次第ではバルサでのデビューが遅れることになるかもしれない。『アス』紙はコウチーニョが「負傷を抱えてやってきた」と伝えている。
コウチーニョはリバプールで12月30日のレスター・シティ戦に出場したあと、今月1日のバーンリー戦、5日のエバートン戦を欠場していた。バルサへの移籍に向かおうとしていたことが欠場の理由ではないかという見方もあったが、負傷による欠場だったようだ。
検査結果を待つ必要があるが、コウチーニョは回復まで15日ほどを要するのではないかとみられている。その場合、11日のセルタ戦(国王杯)、14日のレアル・ソシエダ戦(リーガ第19節)の欠場は確実。21日のベティス戦(リーガ第20節)も危ういかもしれない。だが一方で、コウチーニョは単なる筋肉疲労を抱えているだけであり、今週末のソシエダ戦でデビューできるのではないかとの報道もある。
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